1.本方針の位置づけ
シンプレクスグループ(以下「当社グループ」という。)は、「日本発のイノベーションを世界へ向けて発信する」の経営理念のもと、行動規範である「5DNA」と、「Simplex Philosophy」を大切な価値観として位置づけて事業を実施しております。事業活動を行う中で、公務員への贈収賄をはじめとした腐敗問題は対処すべき重要な課題の一つとして認識しており、「5DNA」のうちの1つである「Professionalism」の精神に基づき毅然として対応すべき事項と考えております。当社グループのこの問題に取り組む基本的な考えを表明するため、シンプレクスグループ腐敗防止基本方針(以下「本方針」という。)を制定いたします。
2.適用範囲
本方針は、当社グループに所属する会社について適用があるものとします。
3.腐敗防止に係る法令遵守
当社グループは、国内外の贈収賄の禁止に関する法令を厳格に遵守し、役員及び従業員が公務員に対する賄賂を供与し、又はその申込み若しくは約束しないことを宣言いたします。
4.腐敗防止に係る取り組みを実践する方法
当社グループは、リスクベース・アプローチにより、各業務における公務員とのかかわりの度合いや影響度ごとに対応策を整理するとともに、役員及び従業員に対して腐敗防止に関する関連諸制度等を周知・教育します。また腐敗防止に関し、役員及び従業員から匿名による通報を受けつけるため、公益通報者保護法に基づき第三者の弁護士による通報窓口を設置します。当該窓口に通報があった場合、または関係当局に通報があり、当社グループに情報が連携された場合には、弁護士等と連携し、速やかに関連機関と協力して厳格に対処いたします。
以上
シンプレクス・ホールディングス株式会社
代表取締役社長
金子 英樹