シンプレクス・ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金子 英樹)は、このたび量子技術の発展と将来の社会実装を目指す産官学の量子コンソーシアムである一般社団法人「量子技術による新産業創出協議会」(Quantum STrategic industry Alliance for Revolution、以下Q-STAR)* に賛助会員として参画しました。

世界各国が量子技術の研究開発競争を活発化させる中、我が国は材料・デバイス・計測技術・コンピュータ・通信・シミュレーション等、我が国が持つ技術優位性を生かした新産業を創出することで、グローバルで確固たる「量子技術イノベーション立国」を目指しています。Q-STARは、その実現に資するべく、量子技術の発展と将来の社会実装に向け、産業、及び、企業の枠を超え、量子技術を応用した新産業の創出を目的に、2021年9月に設立されました。現在120を超える企業・大学・研究機関が参画し、日本を代表する量子のオピニオンリーダーとして、産官学が一体となって日本の新たな産業の振興と国際競争力の強化を図っています。量子技術を意識せず使用できる社会の構築を目指し、量子技術の進展や社会実装の加速を実現するべく、Q-STARはグローバルでリーダーシップを発揮し、新時代における科学技術の発展に資する活動を推進しています。
シンプレクスグループ中核企業のシンプレクス株式会社では、特定技能者による全社横断的組織であるコンピテンシーの活動の一環で、SD(システムディベロップメント)コンピテンシーとME(数理工学)コンピテンシーが共同で量子コンピューティングの調査・研究・開発に取り組んでいます。Q-STARを通じ、日本における量子R&Dをリードする有力な研究機関・企業・ベンチャーと連携することで、新たな技術、知見、経験を獲得し、またシンプレクス株式会社の持つシステム開発の知見をQ-STARにフィードバックすることで新たなユースケースを創出、日本の量子技術の発展に寄与することを目指し、このたび同協議会に参画しました。
一般社団法人 量子技術による新産業創出協議会 https://qstar.jp/
シンプレクス・ホールディングス株式会社について
シンプレクス・ホールディングス株式会社は、シンプレクス株式会社をはじめとする子会社等の経営管理を行う持株会社です。2021年9月22日に東証一部上場を果たし、2022年4月4日をもって東証プライム市場へと移行しています。グループ中核企業であるシンプレクス株式会社は、1997年の創業以来、日本を代表する金融機関のテクノロジーパートナーとしてビジネスを展開してきました。現在では、金融領域で培った豊富なノウハウを活用し、金融機関以外の領域でもソリューションを展開しています。2019年3月にはAI企業のDeep Percept株式会社、2021年4月には総合コンサルティングファームのXspear Consulting株式会社を創設し、創業時より付加価値の創造に取り組んできたシンプレクス株式会社とワンチームとなって、公的機関や金融機関、各業界をリードする企業のDX推進を支援しています。
コーポレート・イノベーションディビジョン 広報 瀬川