シンプレクス・ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長(CEO):金子 英樹、以下 シンプレクス・ホールディングス)と、一般社団法人日本ラクロス協会(東京都中央区、理事長 佐々木 裕介、以下 JLA)は、コロナ禍によってスポーツの価値を再定義する機運が高まる中、企業とスポーツが双方に持続可能な価値を生み出すことを目指した、ビジョン・ドリブン・パートナーシップを締結しました。
「Hello world, Hello innovation.」をコーポレートスローガンに掲げるシンプレクス・ホールディングスは、世の中の常識を疑い本質を見極めることで、期待を超える成果とイノベーションを生み出すことを目指しています。一方でJLAは、「私たちは開拓者だ。」という理念を掲げ、当事者の自主性と挑戦する精神を何よりも重んじ、目の前のラクロスを最高に楽しむために、自ら試行錯誤し続けることを大切にしてきました。
本パートナーシップは、日本におけるラクロスの価値を高め、全てのラクロス選手がより多くの試行錯誤を重ね、成長し続けるための取り組みを行うことを目的としています。
【具体的な取り組み】
シンプレクス・ホールディングスは、2021年度は第12回ラクロス全日本大学選手権大会、さらには、11月中旬より提供が開始されるラクロスコミュニティ向け総合学習プラットフォーム「Lacrosse Breakthrough Campus – Musha -(以下、Musha)」の支援を行います。
- 第12回ラクロス全日本大学選手権大会について
シンプレクス・ホールディングスは、第12回ラクロス全日本大学選手権大会を通じて、より多くの方がラクロスの魅力に触れられるよう協力します。具体的には、今大会の大会名称を「第12回ラクロス全日本大学選手権大会 supported by Simplex Holdings, Inc.」と銘打ち、クオリティの高い試合中継や、テレビ神奈川にて放送予定の年末特番(中澤佑二のラ・ラ・ラ ラクロス)の制作などを支援する予定です。
- Mushaについて
ラクロスコミュニティ向け総合学習プラットフォームであるMushaの全般的な企画・運営、新規プログラム開発をはじめ、プラットフォームの持続的な拡大に必要な全ての活動を支援します。
一般社団法人日本ラクロス協会理事兼最高戦略責任者 安西渉のコメント
JLAは「私たちは開拓者だ。」という理念のもと、既存のスポーツの枠を超え革新し続けることが、最も日本のラクロスを成長させると考えています。革新は、先人が引いた道をなぞることではなく、当事者自身が悩み自ら意思決定し続けることによってのみ生まれます。シンプレクス・ホールディングスとJLAは活動する領域こそ異なれど、「社会に提供すべき価値」や「組織として目指す姿」という軸では本質的に同じ精神を持っていると考えています。
志を同じくする両者のパートナーシップが、両者の相互作用を加速させ、それぞれの革新的な未来の実現につながっていくと信じています。
シンプレクス・ホールディングス株式会社 取締役副社長(共同COO) 助間 孝三のコメント
シンプレクス・ホールディングスは、イノベーションにはそれを持続的に創出する力の源である人材が重要であると考え、創業以来人材の育成と人材との長期的な関係維持に力を入れてきました。JLAとラクロス選手たちが、そのフロンティア精神に則りスポーツにおけるイノベーションを生み出そうと戦う姿は、我々がビジネスパーソンとして目指す姿と非常に近く、またJLAおよび選手の成長をサポートすることは、シンプレクス・ホールディングスが今まで行ってきた人材育成の延長線上にあると感じました。
このたびのパートナーシップが、両者にとって発展と挑戦へのスタートラインになると確信しています。
ラクロスについて
サッカーとほぼ同じフィールドサイズで、棒の先に網のついたスティック(クロス)を使い、テニスボール大の硬質ゴム製のボールを運び、約180cm四方のゴールへシュートし得点を競う団体球技です。10人対10人、15分×4クオーター制で、その歴史は、17世紀、北米ネイティブアメリカンが闘争訓練のために行っていた同スポーツの原型をフランス系の移民が発見したことを始まりとしています。先住民との交流を目的に、ルールを定め、スポーツ化されました。ここ100年近くアメリカ、カナダ、イングランド、オーストラリアのみで行われていましたが、現在は、世界的競技人口約90万人、70の国と地域で行われています。日本では、1986年に慶應義塾大学の男子学生が最初のラクロスチームを作って以来、大学生を中心に人気スポーツとして定着しました。
一般社団法人日本ラクロス協会について
日本で最初のラクロスチームができた翌年の1987年に設立し、2018年には日本ラクロスの国内統括団体として一般社団法人の登記を行い法人化しました。全国で男女約350チーム、競技人口約1.6万人、延べ競技人口は約10万人で、近年は小中学生に向けての普及イベントを多数実施しています。2025年/2026年のラクロス世界大会の日本開催及び、2028年のロサンゼルスオリンピックの競技化を目指し、国内外でのラクロス普及活動を展開しています。
シンプレクス・ホールディングス株式会社について
シンプレクス・ホールディングス株式会社は、シンプレクス株式会社をはじめとする子会社等の経営管理を行う持株会社です。グループ中核企業であるシンプレクス株式会社は、1997年の創業以来、日本を代表する金融機関のテクノロジーパートナーとしてビジネスを展開してきました。現在では、金融領域で培った豊富なノウハウを活用し、金融機関以外の領域でもソリューションを展開しています。2019年3月にはAI企業のDeep Percept株式会社、2021年4月には総合コンサルティングファームのXspear Consulting株式会社をグループに加え、創業時より付加価値の創造に取り組んできたシンプレクスとワンチームとなって、公的機関や金融機関、各業界をリードする企業のDX推進を支援しています。2021年9月22日東証一部上場。